千葉県 流山市  公開日: 2025年10月21日

【流山市】「聞こえない」ってどういうこと?手話講座で理解を深める

流山市生涯学習センターで「流山市手話出前講座」が開催されました。
松戸人権擁護委員協議会のリクエストにより、聴覚に障害がある方の生活や困りごとに焦点を当てた講義が行われました。

流山市デフ協会の体験談からは、緊急地震速報が聞き取れないことや、電車が急停車した際の車内放送が聞こえないといった状況で、周囲とのコミュニケーションやスマートフォンの活用が重要であることが語られました。
また、日常生活では掃除機の音が聞こえず、コンセントが抜けても気づかないことがあるといった具体的なエピソードも紹介されました。

手話では、口の動きだけでは伝わりにくい言葉(例:「たまご」と「タバコ」)があるため、ジェスチャーを併用することで伝わりやすくなることが説明されました。
参加者は「椅子」と「犬」、「寿司」と「好き」などを例に、ペアで手話やジェスチャーを体験する時間も設けられ、聴覚障害への理解を深める貴重な機会となりました。
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今回の出前講座、とても興味深かったです。普段、当たり前のように聞こえている音が、聴覚に障害のある方にとってはどれほど大きな壁になるのか、具体的なエピソードを通して改めて認識させられました。特に、緊急地震速報や車内放送が聞き取れないというのは、命に関わる場面でもあるので、周囲のサポートやスマートフォンの活用がどれほど重要か、身に染みました。手話の難しさも、口の動きだけでは伝わりにくい言葉があるという説明でよく理解できました。ジェスチャーを併用するという工夫も、コミュニケーションを円滑にするための大切な知恵ですね。

そうなんですよね。講座の内容を聞いて、自分も普段どれだけ「音」に頼って生活しているのか、考えさせられました。緊急時なんかは特に、周りの人が気づいて声をかけてあげたり、スマホで情報を共有したりすることが、どれだけ助けになるか、想像するだけでも大切だなって思います。手話も、ただ指の形を覚えるだけじゃなくて、表情や体の動きも一緒に使って伝えるっていうのが、コミュニケーションの本質なんだろうなって感じました。参加者の方々も、実際に体験することで、より深く理解できたんじゃないでしょうか。

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