秋田県でノロウイルス食中毒発生！「炉端ダイニング楽家」３日間営業停止

秋田県由利本荘市の飲食店「炉端ダイニング楽家」で調理された弁当が原因とみられるノロウイルス食中毒が発生しました。8月3日（日）に弁当を食べた16名中5名が嘔吐、腹痛、下痢、発熱などの症状を訴え、保健所の調査でノロウイルスの検出が確認されました。 これを受け、保健所は8月8日から10日までの3日間、営業停止処分を決定しました。同店は既に8月6日から自主的に営業を自粛しています。

今回の食中毒は、8月4日に医療機関からの連絡で発覚。患者らが8月2日に「炉端ダイニング楽家」の弁当を食べていたことが判明し、患者と調理従事者の便からノロウイルスが検出されたことで、弁当が原因と断定されました。

ノロウイルス食中毒を防ぐためには、食品を十分に加熱（85～90℃で90秒以上）、調理前には手指をしっかり洗浄・消毒（2度洗い推奨）、調理器具を熱湯や塩素系消毒剤で消毒することが重要です。また、ノロウイルスは人から人への感染も起こるため、日頃から手洗いを徹底することが大切です。 詳細や食中毒予防に関する情報は、由利本荘保健所生活環境部生活衛生課食品安全・動物愛護チーム（TEL：018-860-1593、FAX：018-860-3856）までお問い合わせください。