大阪府 大阪市 公開日: 2025年10月21日
大阪市の財政、まるわかり!令和6年度決算財務諸表、市民目線で解説
大阪市は、平成27年4月から発生主義・複式簿記・日々仕訳を採用した新公会計制度を導入しています。この度、令和6年度決算財務諸表が作成・公表されました。
貸借対照表では、資産の約8割が市民生活や都市基盤を支える事業用資産・インフラ資産で構成されています。負債の約8割はこれらの資産整備等に関する地方債です。純資産が約9割を占め、過去・現世代の負担で形成された資産が行政サービスを支えています。
行政コスト計算書では、経常費用の約6割が扶助費、約2割が物にかかるコスト、約2割が人にかかるコストとなっています。経常収益は、市税と国・府支出金がそれぞれ約4割を占めます。
キャッシュ・フロー計算書からは、行政サービス活動収支差額が投資活動や財務活動を支え、キャッシュの安定性が示されています。
詳細な資料(第1部、第2部、全体版)や、一般会計・特別会計財務諸表、過去の比較財務諸表も公開されています。各所属の財務諸表は、所属ごとのホームページで確認できます。
貸借対照表では、資産の約8割が市民生活や都市基盤を支える事業用資産・インフラ資産で構成されています。負債の約8割はこれらの資産整備等に関する地方債です。純資産が約9割を占め、過去・現世代の負担で形成された資産が行政サービスを支えています。
行政コスト計算書では、経常費用の約6割が扶助費、約2割が物にかかるコスト、約2割が人にかかるコストとなっています。経常収益は、市税と国・府支出金がそれぞれ約4割を占めます。
キャッシュ・フロー計算書からは、行政サービス活動収支差額が投資活動や財務活動を支え、キャッシュの安定性が示されています。
詳細な資料(第1部、第2部、全体版)や、一般会計・特別会計財務諸表、過去の比較財務諸表も公開されています。各所属の財務諸表は、所属ごとのホームページで確認できます。
なるほど、大阪市の財政状況がこんな風に「見える化」されているんですね。特に、資産の大部分が市民生活や都市基盤を支えるものに使われていて、そのための借金(地方債)で賄われているという構造は、私たちの税金がどう使われているのかを理解する上でとても参考になります。行政コスト計算書で、扶助費が一番大きいのも、やはり福祉や子育て支援に力を入れている表れなのかなと感じました。キャッシュ・フロー計算書で安定性が示されているのは、ちょっと安心感がありますね。
そうですね、この資料を見ると、大阪市の財政って、市民生活を支えるためのインフラ整備とか、そういうところにしっかりお金が使われているのがよく分かりますよね。僕らみたいな一般市民からすると、自分たちの税金がどういう形で活かされているのか、こういう形で知ることができるのはありがたいことです。扶助費が多いっていうのは、確かに、地域で困っている人を支えたり、子育て世代を応援したり、そういうところに力を入れているということなんでしょうね。キャッシュ・フロー計算書で安定しているというのは、しっかりした経営ができているということでしょうから、頼もしい限りです。