青森県  公開日: 2025年08月08日

青森県漂着ごみ調査:驚きの実態と対策への課題

青森県は、深刻化する海洋プラスチックごみ問題への対策強化のため、令和2年度から県内3地点(深浦町風合瀬海岸、東通村尻屋海岸、平内町久慈ノ浜海岸)で漂着ごみ組成調査を実施しています。

令和6年度の調査結果によると、どの地点でも漂着ごみの多くは人工物であり、その大半をプラスチックが占めていました。特に個数ベースでは90%を超える地点もありました。 しかし、容積や重量では自然物が上回る地点もあり、漂着ごみの組成は場所によって異なることがわかります。

興味深いのはペットボトルの言語表示です。中国・台湾産のペットボトルが多く確認され、海外からの流入が示唆されました。一方、平内町久慈ノ浜海岸では日本産のペットボトルが最も多く、地域差も顕著です。

これらの調査結果は、漂着ごみ対策の有効な施策を策定する上で重要なデータとなります。 県は、この調査結果を基に、海洋ごみ問題への対策を更に強化していく予定です。 詳細なデータは、県ホームページで公開されている各年度の調査報告書を参照ください。 青森県の美しい海岸を守るため、私たち一人ひとりの意識と行動が求められています。
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青森県の海洋プラスチックごみ調査、興味深く読ませていただきました!特に、ペットボトルの言語表示から海外からの流入がわかるって、グローバルな問題を実感しますね。地域によって組成が違うのも意外でした。青森の美しい海岸を守るために、私たちもできることを考えて行動したいです。もっと具体的に、私たちが取り組めるエコアクションとか、県が今後どのような対策を考えているのか知りたいですね!

ご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。確かに、ペットボトルの言語表示から、ごみの発生源が特定できるのは重要な情報ですね。青森県の美しい海岸を守るためには、県民の皆様の意識と協力を得ながら、効果的な対策を推進していく必要があります。具体的には、分別収集の徹底や、啓発活動の強化、そして、海外との連携によるごみ問題の解決に向けた取り組みを検討しています。ウェブサイトにも詳細なデータが掲載されていますので、ぜひご覧ください。一緒に、青森の豊かな自然を守っていきましょう。

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