下呂市でSNS投資詐欺未然防止！銀行職員の機転が被害を防いだ

岐阜県下呂市の銀行で、SNSを介した投資詐欺被害を銀行職員が未然に防いだことが、大きな話題となっています。

7月10日、下呂市森地内の銀行で、高齢の女性客がSNSで知り合った人物から高額な投資を勧められていたことが、担当の銀行職員によって発覚しました。

職員は、女性客の取引内容に不審な点を感じ、丁寧に状況を聞き取りました。その結果、女性客がSNS上で知り合った人物から高額な投資を勧められ、既に多額の現金を準備していたことが判明。

職員は、これがSNSを悪用した投資詐欺の可能性が高いと判断。冷静に女性客に詐欺の可能性を説明し、取引を思いとどまらせることに成功しました。

この迅速な対応と的確な判断により、多額の被害発生が危惧された事態は未然に防がれました。

下呂警察署は、銀行職員の迅速な対応と詐欺被害防止への貢献を高く評価し、7月25日に感謝状を贈呈しました。

この事例は、SNS上での情報に接する際は注意が必要であること、そして、金融機関職員の迅速な対応が詐欺被害防止に大きく貢献することを改めて示しています。

下呂警察署は今後も、市民の財産を守るため、詐欺被害防止に向けた啓発活動に力を入れていくとのことです。 金融機関の職員の方々の迅速な対応に感謝するとともに、私たち自身も情報リテラシーを高め、詐欺被害に遭わないよう注意することが大切です。