東京都 豊島区  公開日: 2025年10月20日

【無料】池袋で画家・鈴木新夫の生誕110周年展開催!東京初回顧展で「描く」の本質に迫る

生誕110周年を迎えた洋画家・鈴木新夫(1915~1980)の東京初となる回顧展が、豊島区立郷土資料館で開催されます。

福島県いわき市出身の鈴木新夫は、豊島区を拠点に制作活動を行い、戦前から戦後にかけて、郷里の常磐炭鉱や近代化する東京の風景、工場などを描きました。

作品は、風景から労働者、家族へと主題を移し、やがて野の花や魚の骨といった日常の何気ない光景にも眼差しを向けました。

丹念なデッサンと確かな技法、独自のマチエールで描かれた作品は、対象の本質を浮かび上がらせつつ、静謐さと穏やかさをたたえています。

「描くとは」という命題にひたむきに向き合った画家の生涯と作品を、この機会にぜひご体感ください。

開催期間:令和7年10月21日(火)~12月14日(日)
場所:豊島区立郷土資料館
入場無料、申し込み不要で直接会場へお越しいただけます。
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鈴木新夫さんの作品、生誕110周年という節目に東京で初めての回顧展が開催されるんですね。郷里の風景や働く人々、そして身近な日常の光景まで、時代とともに移り変わる眼差しが興味深いです。静謐さと穏やかさをたたえた作品に触れることで、画家が「描くとは」という問いにどう向き合ってきたのか、その生涯と作品の本質に触れられる機会になりそうで、とても気になります。入場無料なのも嬉しいですね。

そうなんですよ。私もこのニュースを見て、どんな作品なんだろうと興味を惹かれました。何気ない日常の光景にも眼差しを向けていたっていうのが、なんだか温かいものを感じますね。静謐さと穏やかさ、ですか。そんな絵に囲まれて、ゆったりとした時間を過ごすのも良いかもしれません。無料ですし、ぜひ一度足を運んでみようと思っています。

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