泉崎村、農家負担ゼロで「ほ場整備」実現へ！未来の農業を拓く新戦略

泉崎村原地区では、将来の農業を見据え、農家からの要望に基づき「ほ場整備」事業に着手しました。
この事業は、耕地、用排水路、農道の整備、土層改良、耕地の集団化などを通じて、農業の生産性向上と農村環境の整備を目指すものです。

特に、事業費に対する農家負担がゼロとなる「農地中間管理機構関連農地整備事業」が採択されました。
この事業の採択には、事業完了後5年以内に農地の8割以上を担い手に集団化させ、販売額を20%以上向上させるという厳しい要件があります。

泉崎村では、この要件をクリアするため、「地域まるっと中間管理方式」を導入。
地域の農地全てを農地バンクを通じて法人が借り受け、会員となった農家が耕作を継続したり、将来的に法人が直接経営したりすることで、農地の集団化と持続可能な営農体制を構築します。