歴史的観光資源を守る！東京都が最大1500万円の補助金を支給

東京都は、歴史的建造物や伝統技術といった観光資源の維持・保全を支援する事業として、最大1500万円の補助金を支給することを発表しました。

対象は、都内観光関連事業者（宿泊・飲食事業者など）で、概ね築50年以上の施設の維持保全、または50年以上の実績を持つ技術の維持保全を行う事業者です。

補助対象経費は、施設の修繕工事費や、伝統技術の継承のための研修費用、人材確保費用、広報費用などです。補助率は、重点エリア外は3分の2以内、1000万円が上限ですが、重点エリア（台東区上野の一部、葛飾区柴又の一部）内では4分の3以内、1500万円まで拡充されます。

募集期間は2027年8月7日～10月31日（必着）で、電子申請または郵送で申請が可能です。詳細な募集要領は東京都産業労働局ホームページで確認できます。

この事業は、「2050東京戦略」の一環として、東京の魅力発信と観光資源の持続可能な発展を目指しています。歴史的建造物や伝統技術の保存に関心のある事業者は、ぜひこの機会に補助金制度を活用して、東京の観光資源を守り、未来へつなげていきましょう。