9割の女性がストライキ！アイスランドを変えた「女性の休日」50周年

アイスランドは、ジェンダーギャップ指数で16年連続世界1位を誇る男女平等先進国です。その礎となったのが、1975年10月24日に行われた「女性の休日」と呼ばれる歴史的なストライキでした。

当時、女性は家事・育児に加え、賃金も男性の半分という状況でした。この日、女性たちは仕事も家事もすべて休み、首都に集結。参加者は女性の約9割に達し、社会は機能不全に陥りました。

この出来事により、「女性なくして社会は動かない」ことが痛感され、女性の社会進出が加速。1980年には世界初の女性大統領が誕生しました。

今年2025年10月は「女性の休日」から50周年の節目にあたり、アイスランドや日本でも記念行事が予定されています。多摩市でも、レイキャビク市と共催で関連講演会が開催されます。