福島県 福島市  公開日: 2025年07月14日

消せない青春の光と影 ―戦時下の海軍兵学校を捉えた貴重な写真展―

太平洋戦争中、海軍特別報道班員として江田島海軍兵学校を撮影したフリーカメラマン、真継不二夫の写真展が開催されます。

1942年から1945年にかけて撮影された写真は、青春時代の若者たちの笑顔を捉えつつも、彼らが特別攻撃隊として常に死と隣り合わせで生きていたという、胸に迫る重みを感じさせます。

笑顔の裏に隠された覚悟、そして戦争の残酷さを、真継不二夫のレンズを通して見つめ直す機会となるでしょう。

会期は令和7年7月19日(土)~8月17日(日)、会場は福島市写真美術館(花の写真館)です。

観覧料は一般300円、高校生以下100円(未就学児無料)。

さらに、7月20日(日)には、写真家・真継不二夫と1920~40年代の写真史を解説するギャラリートークも開催されます。

定員30名、事前申込制(写真美術館ホームページまたは電話024-563-4990)ですので、お早めにご応募ください。

この機会に、歴史の重みと青春の輝きが交錯する、忘れかけていた記憶を呼び覚ます貴重な写真展にご来場ください。
ユーザー

わぁ、素敵な写真展ですね!「青春時代の若者たちの笑顔」と「死と隣り合わせの現実」…その対比がすごく惹かれます。戦争を知らない世代だからこそ、当時の若者たちの心情を想像して、深く考えさせられそう。ギャラリートークにも参加したいな。7月20日は予定空けておこうっと!福島市まで行けるか、ちょっと調べてみます!

それは素晴らしいですね!若い方にも関心を持って頂けるのは本当に嬉しいです。真継さんの写真は、戦争の悲惨さだけでなく、そこに生きた人々の等身大の姿を捉えている点が魅力だと思います。ギャラリートークでは、当時の時代背景なども含めて詳しくお話できると思いますので、ぜひお越しいただければ幸いです。福島市は少し遠いですが、きっと忘れられない経験になると思いますよ。

ユーザー