生徒が主体的に学ぶ！中台中学校の革新的な教育実践と地域連携の秘密

教育長が中台中学校を訪問し、学校の革新的な教育実践について視察しました。

同校では、生徒が授業ごとに教室を移動する「教科センター方式」を取り入れ、学年を超えた生徒間の交流を促進しています。生徒主導の「中台中を良くする会」では、屋上の枯山水整備など、生徒の発案が実現しています。また、「さくら草ルーム」には地域住民も関わり、生徒が主体的に机の配置などを考えています。

「授業スタンダードS」では、生徒が自己調整しながら学習を進めるスタイルを導入。社会科では、14時間の単元のうち10時間が生徒の自己調整学習に充てられ、先生作成の動画も活用されています。生徒一人ひとりの学習進捗を把握し、個別の声かけや協働学習を促す工夫がなされています。この授業は、生徒が学びの主人公となることを目指し、主体性や思考力、表現力の向上を図っています。

体育と数学を融合させた「教科コラボ授業」では、1500m走のデータを分析し、理想の走り方を研究することで、生徒のタイム向上に繋がりました。

給食では、トルコ料理を提供し、食文化を学ぶ機会を提供しています。

教育長は、同校の「Challenge（挑戦）」「Catch（掴む）」「Create（創造）」を重視する教育活動を称賛し、今後のさらなる発展に期待を寄せています。