新潟県、原子力災害時夜間航空機避難訓練を実施！住民と自衛隊が連携した大規模訓練の全貌

新潟県は、原子力災害発生時の対応力向上のため、令和7年8月22日（金）18時10分から20時50分まで、夜間航空機避難訓練を実施します。天候不良の場合は8月30日（土）に延期。

訓練は、柏崎市で震度6強の地震発生後、柏崎刈羽原子力発電所が全面緊急事態となり、PAZ内住民への避難指示が出されたという想定で行われます。翌日の警報級の大雨予報を考慮し、安全な避難手段として航空機による避難が決定されました。

訓練には、県、柏崎市、妙高市、陸上自衛隊、海上自衛隊、バス事業者など約80名が参加（柏崎市住民15名を含む）。柏崎市からの避難指示を受け、住民は一時集合場所（松波コミュニティセンター）に集合。陸上自衛隊の協力のもと、航空機で鯖石川改修記念公園へ移動し、その後、航空機で妙高市（関山演習場、または延期の場合は妙高ふれあいパーク）へ避難します。

関山演習場（または妙高ふれあいパーク）着陸後は、陸上自衛隊が住民をバスへ誘導し、避難経由所（道の駅あらい）を経て、最終的に避難所（ホテル）へ移動するという流れです。訓練行程は、住民の受付や安全教育、傷病者搬送訓練なども含まれ、関係機関の連携強化を目的としています。訓練は、事故発生や災害発生のおそれなどにより中止される可能性もあります。


詳細な訓練内容は、報道発表資料および取材要領（PDFファイル）を参照ください。