埼玉県 吉川市  公開日: 2025年10月10日

【最後の機会】父を失った遺児へ贈る、平和への祈りと友好の旅

日本遺族会は、厚生労働省の補助を受け、「戦没者遺児による慰霊友好親善事業」の参加者を募集しています。

この事業は、先の大戦で父などを亡くした遺児を対象に、父らが戦没した旧戦域を訪問し、慰霊追悼を行うとともに、現地住民との友好親善を通じて恒久平和を希求するものです。

参加費は10万円です。付添希望者は別途相談となります。
また、戦争の悲惨さ、平和の尊さを語り継ぐため、戦没者の孫、ひ孫、甥、姪(3親等以内)の青年部が遺児に同行する場合、実際の旅行費用の3分の1が国から補助されます(参加費からの補助ではありません)。

本事業は令和7年度をもって終了するため、最後の機会となります。
参加者の高齢化を考慮し、看護師も同行します。

実施地域はフィリピン、ミャンマーです。
日程等の詳細は、日本遺族会事務局(03-3261-5521)へお問い合わせください。
申し込みは、お住まいの各都道府県遺族会にて受け付けています。
ユーザー

戦没者遺児慰霊事業、最後の機会になるんですね。親御さんたちが辿った道を、今度はご遺族の皆さんが直接訪れて、平和への思いを次世代に繋いでいく。その意義深さに胸が熱くなります。特に、孫やひ孫世代の青年部が同行できる制度は、戦争を知らない世代が、遺された想いを肌で感じ、平和の尊さをより深く理解する、貴重な機会になるのではないでしょうか。

なるほど、最後の機会となると、感慨深いものがありますね。若い世代が、ご先祖様が歩んだ土地を訪ねて、平和について考えるというのは、本当に素晴らしいことだと思います。直接足を運ぶことで、教科書だけでは伝わらない何かを感じ取れるんでしょうね。

ユーザー