給与天引きなのに住民税通知書が届いた？その理由と年金受給者の場合

給与から住民税が天引きされているにも関わらず、納税通知書が届いた場合、主に二つのケースが考えられます。

一つ目は、給与以外の所得（不動産収入や配当など）を確定申告している場合です。この場合、住民税は全ての所得から計算され、給与天引き分との差額を納税通知書（納付書）で納付することになります。給与天引きでの納付を希望する場合は、市役所課税課へ相談してください。

二つ目は、65歳以上で公的年金等からの住民税額がある場合です。年金受給者は年金から住民税が天引きされる「年金特別徴収」の対象となります。この場合、年金からの天引き額は納税通知書で確認できます。なお、公的年金等からの住民税額は、法律により給与からの天引きはできず、本人の希望で普通徴収（自分で納付）を選択することも認められていません。