鈴鹿保健所管内　腸管出血性大腸菌感染症発生のお知らせと予防対策

鈴鹿保健所管内の医療機関から、腸管出血性大腸菌感染症の発生が１件報告されました。

この感染症は、汚染された食品や水を介して感染することが多く、下痢や腹痛などの症状が現れます。重症化すると、溶血性尿毒症症候群（HUS）を引き起こす可能性があり、注意が必要です。

感染を防ぐためには、以下の点に十分注意しましょう。

* **食品の適切な加熱**: 肉や魚介類は中心部まで十分に加熱調理し、生食は避けましょう。
* **手洗い**: 調理前、食事前、トイレの後などは、流水と石鹸で丁寧に手を洗いましょう。特に、子供の手洗いは徹底しましょう。
* **野菜・果物の洗浄**: 野菜や果物は、流水で十分に洗い、皮を剥いて食べるのが安心です。
* **水の安全確保**: 水道水以外の水を飲む際は、煮沸消毒するか、安全な飲料水を使用しましょう。
* **便の適切な処理**: 下痢症状がある場合は、便を適切に処理し、感染拡大を防ぎましょう。

現在、保健所では感染拡大防止に向けた調査を実施中です。詳細な情報は、別添ファイルに掲載しておりますので、そちらをご確認ください。

症状に不安を感じた場合は、医療機関への受診をお勧めします。早期発見と適切な治療が、重症化を防ぐために重要です。ご不明な点等ございましたら、鈴鹿保健所までお問い合わせください。 ご協力をお願いいたします。