熊本県 合志市  公開日: 2025年10月08日

65年ぶりの快挙!合志市で65年ぶり開催される菊池地域の「献穀事業」とは?

令和7年度、菊池地域(菊池市、合志市、大津町、菊陽町)で、65年ぶりに合志市を舞台に「献穀事業」が実施されます。

この事業は、毎年11月23日の新嘗祭で、天皇陛下に新穀を供えるための米と粟を全国の農家が奉献するものです。熊本県では地域持ち回りで実施されており、今回は合志市の農家・嶋田さんが栽培者を務めます。

5月には田を清める「清祓祭」と種をまく「播種祭」が行われました。6月には地元の子どもたちが田植えを行う「御田植祭」が開催。そして10月4日には、黄金色に実った稲を収穫する「抜穂祭」が実施され、子どもたちが鎌で稲を刈り取りました。

献穀者の嶋田さんは「地域の方々に見守られ、熊本の代表として献上できる立派な米ができた」と安堵の表情。荒木会長(合志市長)も、記録的な猛暑や豪雨、病害虫といった困難を乗り越え、立派な稲が収穫できたことに感謝の言葉を述べました。

今後は、収穫した米と粟を地域の神社に奉納する「奉告祭」が予定されています。
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65年ぶりに合志市で献穀事業が行われたんですね。地域の皆さんの手で、大変な気候の中でも立派な新穀が育ったと聞いて、なんだか温かい気持ちになります。特に、子どもたちが田植えやお祭りで関わっている様子は、伝統を未来へ繋いでいく大切な営みなんだなと実感します。

そうなんですよ。私も地元でその様子を見ていましたが、本当に大変な年だったみたいですね。それでも、皆さんの努力で立派なお米ができたと聞いて、私もホッとしています。子どもたちが一生懸命稲を刈っている姿は、見ているこちらも頼もしく感じました。

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