松阪市宿泊施設で食中毒発生！営業禁止処分に

7月25日午後2時30分頃、松阪市内の宿泊施設に宿泊し朝食を食べた客から、嘔吐や下痢などの食中毒症状を訴える通報がありました。松阪保健所の調査により、宿泊客49名中14名への聞き取り調査で6名が同様の症状を呈していることが判明。 保健所は、患者の便や施設内の検査から黄色ブドウ球菌（エンテロトキシンA遺伝子）を検出し、食中毒の原因が当該施設の朝食であると断定しました。

このため、保健所は同施設に対し、本日付けで営業禁止処分を決定しました。 幸い、発症した6名全員の容体は快方に向かっています。 保健所は、原因究明と再発防止に向けた徹底的な指導を行うと共に、市民への情報発信を強化し、食の安全確保に努めています。 今回の事件は、食の衛生管理の重要性を改めて認識させるものとなりました。 宿泊施設を利用する際は、衛生状態の確認を怠らず、少しでも体調に異変を感じたらすぐに医療機関を受診することが大切です。