【要注意】スマホだけじゃない！リチウムイオン電池、誤った扱いで「発火・爆発」の危険性

スマートフォンやモバイルバッテリーだけでなく、ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチなど、身近な製品に広く使われるリチウムイオン電池。しかし、取り扱いを誤ると発熱・発火・爆発事故につながる恐れがあります。

特に、不適切な廃棄は深刻で、ごみ収集車や処理施設での火災原因にもなり得ます。昨年は全国で約8,500件もの火災事故が発生しました。

事故を防ぐためには、以下の点に注意しましょう。

* **衝撃・圧力に注意：** 製品を落としたり、ポケットに入れたまま座ったりしない。
* **高温を避ける：** 車内や直射日光下、暖房器具の近くなど、熱のこもりやすい場所での使用・保管はしない。
* **充電は安全な場所で：** 就寝中の充電は避け、可燃物のない場所で、起きている時に行う。
* **異常を感じたら使用中止：** 発熱、膨張、異臭、異音などが見られたら、すぐに使用・充電を中止し、事業者に相談する。

処分する際は、電池を使い切り、端子部分をテープで絶縁してから、有害・危険ごみとして出すか、リサイクル協力店へ引き渡してください。無理に電池を取り外すことは危険です。