未来を育む！奈良市の学校食育、給食から広がる食の学び

奈良市では、「食育基本法」などに基づき、子どもたちが将来にわたり健全な食生活を送れるよう、学校、家庭、地域が連携して食育を推進しています。

市立小中学校60校では、給食時間や各教科、道徳科などを通じて食に関する指導を実施。約20校には栄養教諭等が配置され、専門知識を活かした授業を展開しています。

市立小学校では、栄養教諭等による「食に関する指導プログラム」を実施。これは、全ての児童に平等に食の指導を行い、給食を基盤に正しい知識と望ましい食習慣を身につけさせ、食を通じて奈良の魅力を知り、地域への誇りを育むことを目的としています。

1年生は食べ物への関心、給食への理解。2年生は食べ物の働きや野菜への意欲、伝統文化への親しみ。3年生はバランスの取れた食事、大豆の活用。4年生は成長期に必要な栄養、食生活の考察。5年生は五大栄養素の理解、奈良の食文化への関心を深めます。

学校では食育推進委員会、家庭・地域とは試食会や料理教室、教育委員会は調査や研修会、地場産物の活用などを通じて、食育の推進体制を構築しています。