千葉県  公開日: 2025年07月31日

千葉県の子どもたちの学力と学習状況:令和7年度全国学力・学習状況調査結果速報!

令和7年度全国学力・学習状況調査の結果が千葉県教育委員会から発表されました。公立小中学校1,118校(小学校750校、中学校368校)の児童生徒が対象です。調査内容は、国語、算数・数学、理科の教科に関する調査と、児童生徒質問調査、学校質問調査です。

教科に関する調査では、小学校、中学校ともに、全ての教科で全国平均とほぼ同程度でした。ただし、詳細な数値を見ると、一部教科で前年度と比較して平均正答率が低下していることが分かります。小学校算数は前年度63%から58%に、中学校国語は57%から54%、中学校数学は51%から47%へと減少しました。中学校理科はIRTスコアを用いたため、単純な比較はできませんが、全国平均を下回っています。

一方、児童生徒質問調査では、「自分にはよいところがある」「将来の夢や目標を持っている」「学校に行くのは楽しい」といった肯定的な回答の割合は、小学校・中学校ともに前年度より増加し、全国平均とほぼ同等か、それを上回っている項目が見られました。

これらの結果から、千葉県の子どもの学力状況は全国平均とほぼ同等であるものの、一部教科で課題が見られることが示唆されました。同時に、児童生徒の肯定的な自己認識や学習意欲は向上傾向にあることも確認できました。今後の教育施策においては、学力向上と同時に、子どもたちの自己肯定感や学習意欲の更なる醸成が重要となるでしょう。詳細なデータは千葉県教育委員会のウェブサイトでご確認ください。
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今回の学力調査の結果、興味深く拝見しました!全国平均とほぼ同等というのは安心材料ですね。でも、算数や国語、数学の平均正答率が下がっているのは少し気になります。ただ、子どもたちの自己肯定感や学習意欲が上がっているのは素晴らしい!これは、教育現場の先生方の努力の賜物だと感じます。数字だけでは見えない部分も大切で、子どもたちが楽しく学校に通い、将来への希望を持てる環境づくりが、何より重要だと思います。今後、学力と心の両面をバランスよく育む教育がもっと進展していくといいですね!

そうですね。おっしゃる通り、数字だけにとらわれず、子どもたちの心の成長も非常に大切ですね。今回の調査結果、私も拝見しました。学力面では課題も見られますが、自己肯定感や学習意欲の向上は明るい兆しです。教育現場では、学力向上のための指導はもちろんのこと、一人ひとりの子どもたちの個性や才能を伸ばす、よりきめ細やかなサポートが必要になってくるでしょう。先生方、そして保護者の方々、地域全体で子どもたちを支えていくことが、未来を担う彼らを育む上で不可欠だと感じます。 今後の教育施策にも期待したいですね。

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