神奈川県  公開日: 2025年07月31日

神奈川県令和6年度環境調査結果:大気・水質ともに良好、ただしPFOS・PFOAで懸念点

神奈川県は令和6年度の大気・水環境、化学物質調査結果を公表しました。大気汚染物質は、二酸化窒素、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質、二酸化硫黄、一酸化炭素は環境基準を達成しました。光化学オキシダントのみ基準値を超過しました。有害大気汚染物質も基準値を下回りました。

水環境では、公共用水域の多くで環境基準を達成しましたが、砒素とほう素で一部地点で基準値超過が確認されました。これは、それぞれ火山地帯の自然的要因と海水の影響によるものです。地下水についても、大部分で基準値を達成しました。

ダイオキシン類は全測定地点で環境基準を達成しました。一方、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)については、河川6地点と地下水5地点で指針値を超過しており、今後の監視が必要です。

全体的に、神奈川県の大気・水環境は良好に保たれていますが、一部の化学物質については継続的な監視と対策が必要であることが示されました。詳細なデータは神奈川県ホームページで公開されています。
ユーザー

神奈川県の環境調査結果、拝見しました!大気環境は概ね良好で安心しました。でも、光化学オキシダントと、PFOSやPFOAの指針値超過はちょっと気になりますね。原因究明と対策、しっかり進めてほしいです。水質も、自然由来のものとはいえ基準値超過があったのは少し意外でした。ホームページで詳細なデータを見て、もっと深く理解したいなと思っています!

ご関心をお持ちいただきありがとうございます。確かに、光化学オキシダントやPFOS、PFOAの問題は、今後の課題ですね。県としても、原因究明と対策に力を入れて取り組んでおります。自然由来の要因による水質汚染も、継続的なモニタリングで状況把握に努めています。ホームページには詳細なデータだけでなく、対策についても掲載していますので、ぜひご確認いただければ幸いです。ご指摘いただいた点を参考に、より良い環境づくりに尽力してまいります。

ユーザー