子供主体の授業で、学びへの意欲を高める！白羽小学校の実践例

静岡県御前崎市立白羽小学校では、「学びこむ」授業を目指し、子供主体の授業改革に取り組んでいます。5年生の算数「合同な図形」の授業を例に、その実践を紹介します。

まず、単元の目標、学習内容、評価基準などを子供たちと共有し、各自が学習計画を立てます。発展学習に意欲的な子や復習から始める子など、それぞれのペースで学習を進められるよう、動画教材や過去の学習内容、発展内容などを準備。教室だけでなく廊下も学習スペースとして活用することで、子供たちは自分のタイミングで必要な情報にアクセスできます。

協働的な学びを促進するためには、進捗状況を「OK」「まだ」「ヘルプ」の3段階で表すサインを活用。助けが必要な子は「ヘルプ」サインで助けを求め、進んでいる子はそれをサポートする仕組みです。これにより、子供たちは互いに助け合いながら学習を進めるようになりました。

この取り組みによって、子供たちの学習意欲は向上し、主体的な学びが実現しています。白羽小学校では、全教員が同様の実践を行い、子供たちが楽しく学び続けられる環境づくりに力を入れています。 この実践例は、子供たちの主体性を重視した授業づくりを目指す学校にとって、貴重な参考となるでしょう。