青森りんごの輸出拡大！HACCP対応施設整備で世界へ羽ばたく

青森県は、県内食品産業の輸出促進のため、HACCP（ハサップ）基準対応施設の整備を支援しています。この度、株式会社奥富士（弘前市）が、台湾、香港、タイへのりんご生果輸出に向けた施設整備事業を実施しました。

この事業では、5億9318万円の総事業費のうち、国庫補助金2億9631万円を活用。具体的には、最新のフリートレー式2条合流型選果設備の導入や、第2選果場の改修（電気・給排水・空調設備・消防設備・防虫対策など）を行いました。

選果・梱包工程の効率化と衛生管理の強化により、輸出向けの高品質な青森りんごの供給体制が構築されました。 高速シートシャッターや捕虫器の設置など、衛生管理の徹底にも力を入れた点が特徴です。 これらの整備により、青森県産りんごの世界展開が加速すると期待されています。 詳細については、青森県農林水産部 食ブランド・流通推進課 食品産業振興グループ（電話：017-734-9456、FAX：017-734-8086）までお問い合わせください。