埼玉県、児童虐待相談件数減少も警戒継続！新たな対策で子どもを守る

令和6年度の埼玉県における児童虐待相談件数は、前年度より減少したものの、15,781件と依然として高い水準です。心理的虐待が最も多く、乳幼児の被害が深刻な状況です。警察からの通告が最も多い経路となっています。

県は、この状況を受け、児童虐待防止に向けた様々な対策を強化しています。具体的には、児童相談所の職員増員と新施設開設による体制強化、SNS相談窓口の設置による相談機会の拡大、警察や市町村との連携強化、民間団体との協働による安全確認体制の強化などが挙げられます。

さらに、児童虐待防止啓発事業として「オレンジリボンキャンペーン」を展開し、県民への啓発活動も積極的に行っています。 県は、早期発見・早期対応のため、県民の皆様からの通告を呼びかけています。 皆さんの温かい見守り、そして躊躇のない通告が、子どもたちの未来を守ることに繋がります。 より詳細な情報は、県ホームページの報道発表資料をご確認ください。