埼玉県  公開日: 2025年07月31日

埼玉県の5月現金給与、18ヶ月連続プラス!雇用も増加傾向

埼玉県の令和7年5月分毎月勤労統計調査結果(確報値)によると、現金給与総額は前年同月比0.5%増の275,805円となり、18ヶ月連続のプラスを記録しました。 これは、定期給与、所定内給与、所定外給与全てがプラスに推移していることを示しています。ただし、物価変動を考慮した実質賃金は3.1%減となっています。

産業別に見ると、製造業は減少、卸売業・小売業も減少する一方、医療・福祉は増加しました。就業形態別では、一般労働者は370,903円、パートタイム労働者は121,207円でした。

労働時間についても、総実労働時間は前年同月比0.7%増の132.3時間と2ヶ月連続の増加となりました。 産業別では、卸売業・小売業が増加した一方で、製造業と医療・福祉は減少しています。一般労働者は161.6時間、パートタイム労働者は84.8時間でした。

雇用状況は、常用労働者数が前年同月比0.7%増の2,267,733人と2ヶ月連続の増加。産業別では、卸売業・小売業が増加したものの、製造業と医療・福祉は減少しました。パートタイム労働者の割合は38.2%と前年同月比0.3ポイント増加しています。

今回の調査は、事業所規模5人以上の事業所を対象に実施され、回答率は65.6%でした。 詳細なデータは、埼玉県「彩の国統計情報館」のウェブサイトで公開されています。
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へぇ~、埼玉県の賃金、上がってるんですね!18ヶ月連続プラスってすごい!でも、物価が上がってるから実質賃金は減ってるっていうのが現実的ですよね…。医療・福祉の分野は増加傾向にあるのは、社会情勢を反映してるのかなぁと感じます。パートの賃金が低いのは相変わらず…ちょっと悲しい現実ですね。もっと働きやすい環境が整うといいなぁ。でも、雇用状況は良い方向に向かってるみたいで、少し安心しました!詳細なデータ、今度「彩の国統計情報館」で見てみます!

そうですね、表面的な数字だけ見ると好調に見えますが、物価上昇を差し引くと厳しい状況であることは間違いありませんね。医療・福祉分野の増加は、高齢化社会の進展を如実に示していると言えるでしょう。パートタイム労働者の賃金向上は喫緊の課題であり、政府や企業による更なる取り組みが必要ですね。雇用状況の改善は朗報ですが、その持続性や質についても注視していく必要があります。統計データは社会状況を理解する上で非常に重要なツールですから、興味を持って調べて頂けるのは嬉しいです。

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