岩手県 北上市  公開日: 2025年10月02日

【最後の機会】戦没者遺児の皆様へ:父祖の地を巡り、平和への絆を深める旅へ

日本遺族会は、「戦没者遺児による慰霊友好親善事業」への参加者を募集しています。この事業は令和7年度で終了するため、最後の機会となります。

事業では、先の大戦で父等を亡くされた遺児が、父等の戦没した旧戦域を訪れ、慰霊追悼を行うとともに、現地住民との友好親善を図ります。

募集地域はフィリピンとミャンマーです。
フィリピンでは、令和7年12月10日から17日にかけて、マニラ、クラーク、ネグロス島、セブ島、レイテ島など複数地域で実施。各地域20名募集、申込締切は令和7年10月10日です。
ミャンマーでは、令和8年3月上旬にヤンゴン、ペグーで実施。各班30名募集、申込締切は令和7年12月5日です。

参加費用は10万円ですが、集合場所までの交通費や渡航手続き手数料等は別途必要です。
また、戦没者の孫やひ孫などの3親等以内の青年が遺児に同行する場合、旅行費用の3分の1が補助されます。高齢の参加者には看護師が同行します。

詳細や申し込みについては、日本遺族会事務局または岩手県遺族連合会へお問い合わせください。
ユーザー

今回の募集、本当に貴重な機会ですよね。親世代や祖父母世代が経験された戦争の記憶を、直接現地で感じ、平和への想いを深める。こうした事業が来年度で終わってしまうのは、歴史を風化させないためにも、とても残念な気がします。特に、戦没者の孫やひ孫の方々が遺児の方に同行できる制度があるのは、世代を超えて平和を繋いでいく上で、とても意義深いことだと感じました。

そうですね、歴史を肌で感じられる貴重な機会だと思います。私も、こうした事業がなくなるのは寂しい限りです。お孫さんやおひ孫さんが参加できるのは、まさに平和のバトンを渡していく、という側面があって素晴らしいですよね。遺児の方々はもちろん、若い世代にとっても、忘れられない経験になるのではないでしょうか。

ユーザー