新発田市で自分らしく生きる！パートナーシップ・ファミリーシップ制度で多様な関係を応援

新発田市は、多様な生き方や価値観を認め、誰もが自分らしく暮らせるまちを目指し、令和6年7月1日から「パートナーシップ・ファミリーシップ制度」を実施しています。

この制度は、性的少数者のカップルがお互いを人生のパートナーとして市に届け出ることで、二人の関係を市が証明するものです。パートナーの親族なども「ファミリーシップ」として届け出ることができます。

法律上の効果はありませんが、性的少数者が直面する困難や生きづらさを軽減し、多様な性のあり方への理解を広げることを目的としています。

制度の利用には、双方または一方が性的少数者であること、成人であること、新発田市に住民登録がある（または3ヶ月以内に転入予定）などの要件があります。

届出は、人権啓発課へ連絡・予約後、必要書類を提出し、審査を経て受理証明書と証明カードが交付されます。

この制度を利用することで、住民票の続柄表記、軽自動車税の減免、市営住宅への入居、子どもの保育園入園など、様々な行政サービスが利用可能になります。

また、新潟県パートナーシップ制度との連携や、自治体間連携ネットワークへの参加により、転入・転出時の手続きが簡略化されるなどのメリットもあります。