10月1日は「浄化槽の日」！暮らしを支える浄化槽、その役割と維持管理の重要性

10月1日は「浄化槽の日」です。これは、生活環境の保全、公衆衛生の向上、そして公共用水域の水質保全を目的として制定されました。

浄化槽は、下水道が整備されていない地域で、家庭から出る生活雑排水（トイレ、台所、風呂、洗濯など）を処理し、きれいにしてから川や海へ流す役割を担います。これにより、水質汚濁を防ぎ、周辺環境を守ります。また、くみ取り便所から水洗便所への転換も可能になります。

浄化槽の機能を十分に発揮し、悪臭や水質悪化といった周辺環境への悪影響を防ぐためには、定期的な「保守点検」「清掃」「法定検査」といった適正な維持管理が不可欠です。

現在、単独処理浄化槽や汲み取り便槽を使用している方は、生活雑排水が直接放流され水質汚濁の原因となるため、速やかに合併処理浄化槽への転換が推奨されています。淡路市では、合併処理浄化槽の設置および既存単独処理浄化槽・汲み取り便槽の撤去に対し、補助金制度を設けています。