三重県でツキノワグマ出没注意報延長！８月末まで警戒を！安全に山へ入るための対策も解説

三重県伊賀市と津市において、ツキノワグマの出没が相次いでいるため、三重県クマアラート（注意報）の期間が延長されました。伊賀市と津市では、８月３１日まで注意報が継続されます。７月には伊賀市と津市でそれぞれ１件のクマの出没が確認され、基準値を超えたことが延長の理由です。

令和７年度（2023年度）現在、三重県内では３３件のツキノワグマの出没が報告されています。県は、対象地域と連携し、防災行政無線や看板掲示などによる注意喚起を強化します。

県民の皆様には、山に入る際は鈴や笛を携帯し、単独行動を避け、早朝や夕方、悪天候時は特に注意するよう呼びかけています。また、クマを誘引するゴミや餌となるものの適切な管理も重要です。

クマと遭遇してしまった場合は、クマから目を離さず、ゆっくりと後ずさりしてその場を離れることが大切です。襲われた場合は、建物や車へ避難、または防御姿勢を取ってください。

詳細や地域ごとの情報については、三重県農林水産部みどり共生推進課野生生物班（059-224-2578）、伊賀農林事務所（0595-24-8142）、津農林水産事務所（059-223-5091）までお問い合わせください。安全な山行を心がけましょう。