愛知県、新たな指定文化財3件を決定！歴史と技が息づく宝を紹介

愛知県は、歴史的・芸術的・学術的に価値の高い文化財を保護するため、愛知県文化財保護審議会の審議を経て、新たな指定文化財を決定しました。2025年8月5日付けで、以下の3件が愛知県指定文化財として指定されます。

一つ目は、海部郡大治町にある宗教法人自性院所蔵の「木造薬師如来坐像」です。荘厳な仏像の姿は、地域の信仰の歴史を物語ります。

二つ目は、瀬戸市の柴田明氏による「有線七宝」という工芸技術です。繊細で美しい有線七宝の技法は、日本の伝統工芸の粋を伝えています。

三つ目は、新城市の名倉利幸氏（五代 名倉鳳山）による「石硯」の技法です。歴史と伝統を受け継ぐ石硯の制作技術は、後世に伝えるべき貴重な文化遺産です。

今回の指定により、愛知県の指定文化財は計645件となりました。各文化財の詳細については、愛知県公式ウェブサイトに掲載されている資料を参照ください。各文化財に関するお問い合わせは、それぞれの所在地の担当機関までご連絡ください。 愛知県の豊かな歴史と文化を象徴するこれらの文化財は、未来へと繋ぐべき貴重な遺産です。