使われなくなった油が空を飛ぶ！鹿嶋市、SAF普及へ大手企業と協定締結

鹿嶋市は、日揮ホールディングス株式会社、株式会社レボインターナショナル、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYと、持続可能な航空燃料（SAF）の普及促進に関する連携協定を締結しました。

この協定により、2025年10月1日から市役所などの公共施設で家庭からの植物由来の使用済み食用油の回収が始まります。回収された廃食用油はSAFの原料として再利用されます。

さらに、市内の学校給食センターから排出される廃食用油のSAF原料としての提供も調整されます。市民へのSAFに関する情報提供や、廃食用油回収の普及啓発、小中学校でのSAF再資源化に関する授業・講座の実施も計画されています。

鹿嶋市は、「FRY to FLY Project」にも参画し、廃食用油をSAFに生まれ変わらせる取り組みを推進していきます。SAFは、廃食用油などを原料とし、ライフサイクル全体でCO2排出量を大幅に削減できる燃料です。