【豊島区長メッセージ】孤立する女性への支援強化へ　痛ましい事件を受け再発防止策を検討

豊島区長は、区内在住の20代女性が女児を出産後、殺害したとされる報道を受け、深い悲しみと許しがたい行為への強い思いを表明しました。

誰にも相談できずに孤立し、妊娠・出産を迎えてしまう女性がいる現実を踏まえ、行政としての支援の必要性を改めて認識。これまでも妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を提供し、保健所や子ども家庭支援センターなどで相談体制を整えてきました。

特に困難を抱える妊婦には、関係機関や民間団体と連携した包括的な支援を実施。若年女性支援のため「すずらんスマイルプロジェクト」も立ち上げています。

今回の事件は、支援を必要とする方に情報が届いていない可能性を重く受け止め、よりきめ細やかな情報発信の必要性を訴えています。

今後、児童福祉審議会で再発防止策を検討し、不安や悩みを抱える女性が早期に相談でき、必要な支援につながる体制をさらに充実させるとともに、関係機関との連携を強化し、同様の痛ましい出来事を繰り返さないよう全力を尽くす決意を示しました。