北方領土返還：国民運動の現状と愛媛県民会議の取り組み

戦後まもなく始まった北方領土返還運動は、現在、全国各地で民間団体を中心に活発に行われています。内閣府北方対策本部がその取り組みをまとめた情報を提供しています。

運動の中核を担うのが、各都道府県に設置された都道府県民会議です。愛媛県民会議を例に挙げると、県議会議長を会長、市長会会長や商工会議所連合会会頭を副会長とする組織で、県内の主要団体が参加しています。

その活動内容は、北方領土返還を求める署名活動、啓発活動（パネル展など）、関係団体との連携など多岐に渡ります。

具体的な取り組みとして、令和7年7月には、定期総会と記念事業を開催し、元島民の体験談の動画放映や、ロシア・ウクライナ問題を踏まえた北方領土問題に関する記念講演会を実施しました。これらの活動を通して、愛媛県民の意識向上と北方領土問題への理解促進を目指しています。

全国各地で展開される返還運動は、署名活動や啓発イベントを通して、国民の意識を高め、領土問題への関心を深める役割を担っています。 愛媛県民会議の活動は、その一例として、地方における具体的な取り組みを示しています。 より詳しい情報や参加方法については、愛媛県総務部管理局行政経営課へお問い合わせください。