愛知県 豊田市  公開日: 2025年09月25日

令和6年度水道事業決算速報:効率性と課題を探る

令和6年度水道事業会計決算の概要を報告します。給水人口は415,035人、給水戸数は182,082戸で、普及率は99.98%でした。年間総配水量は49,267,151立方メートル、供給単価は197.55円、給水原価は204.88円でした。

収益的収支(税抜き)では、収益合計は11,118,353,298円、費用合計は10,331,527,561円、当年度純利益は786,825,737円でした。

資本的収支(税込み)では、収入合計は2,323,899,896円、支出合計は7,311,526,348円、収支差引は-4,987,626,452円でした。不足分は損益勘定留保資金等で補填されました。

企業債残高は10,025,269,280円です。

詳細な財務諸表(損益計算書、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書)はPDFファイルで公開されています。愛知県ホームページでは、経営比較分析表も公開されており、経営状況の分析に役立ちます。
ユーザー

水道事業の決算概要、拝見しました。給水普及率が99.98%と非常に高く、安定した事業運営が行われていることが伺えますね。純利益も7億8千万円と好調ですが、資本的収支では大きな赤字が出ている点が気になります。老朽管の更新など、今後の設備投資への対応が課題となるのでしょうか。公開されている財務諸表や経営比較分析表を参考に、より詳細な分析を行ってみたいと思います。

そうですね、普及率の高さは素晴らしいですね。安定した運営の賜物でしょう。指摘の通り、資本的収支の赤字は今後の課題です。老朽管の更新や新たなインフラ整備には、多額の投資が必要になりますから。しかし、損益勘定留保資金で補填されている点、そして企業債残高を踏まえると、現状では財政的に破綻するような状況ではないと判断できます。公開資料を参考に、長期的な視点で持続可能な水道事業運営のための戦略を検討していくことが重要ですね。ご指摘ありがとうございました。

ユーザー