気候変動に負けない！東京と神津島が挑むチョウザメ養殖プロジェクト

東京都と神津島村は、気候変動による海水温上昇で漁業が打撃を受けている現状を踏まえ、令和13年3月31日までの期間でチョウザメ養殖に関する連携協定を締結しました。

神津島村では、イセエビ漁獲量の激減により遊休化していた水槽を活用し、淡水で飼育可能な高付加価値魚種であるコチョウザメを養殖します。 コチョウザメは、成長しても最大1メートル程度と小型で、キャビア生産も期待できる魚種です。

このプロジェクトは、気候変動の影響を受けにくい安定した水産業を目指し、「2050東京戦略」の一環として実施されます。 連携内容は、神津島の豊富な湧水を利用したコチョウザメ養殖と、その肉や卵を使った商品開発などです。 東京都産業労働局農林水産部水産課（電話03-5320-4886）が問い合わせ窓口となっています。