山梨県 南アルプス市  公開日: 2025年09月22日

待機児童ゼロへ!令和8年4月から始まる「こども誰でも通園制度」とは?

令和8年4月より、全国の自治体で「こども誰でも通園制度」(乳児等通園支援事業)が始まります。この制度は、保護者の就労の有無に関わらず、0歳6ヶ月から3歳未満の子どもが、月10時間程度、保育所などに通えるようにするものです。

対象は、南アルプス市に住所があり、保育所などに通っていない0歳6ヶ月から3歳の誕生日前日までの子供です。利用時間は1時間単位で、翌月への繰り越しはできません。利用料金は施設によって異なり、所得に応じて減免制度も検討されています。

利用には、制度利用システムのアカウント発行、事前面談などの手続きが必要です。利用には国のシステムを使用します。実施施設は令和8年4月開始に向けて調整中です。一時預かり事業やプレ保育を利用中の子も対象となります。詳細は、こども家庭庁ホームページや、後日公開される南アルプス市の情報をご確認ください。
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少子化対策として、全国的な「こども誰でも通園制度」の導入は画期的ですね。特に、就労の有無に関わらず利用できる点が素晴らしいと思います。ただし、利用時間や繰り越し不可といった点、そして施設ごとの料金差や減免制度の詳細はまだ不明瞭な部分があるため、制度の周知と利用しやすい環境づくりが重要だと感じます。国のシステムを用いるとのことですが、手続きの簡素化にも期待したいですね。

そうですね。画期的な制度である反面、運用面での課題もいくつかあるように感じます。特に、利用時間や料金体系、手続きの煩雑さなどは、若い世代の親御さんにとって大きな負担になりかねません。より多くの家庭が安心して利用できるよう、自治体による丁寧なサポート体制と、分かりやすい情報提供が不可欠ですね。国のシステムについても、使い勝手の良さや、不具合への対応など、しっかりと検証していく必要があるでしょう。

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