釜石市公共下水道：特定事業場のための排水ガイドライン

釜石市の公共下水道を使用する特定事業場（特定施設を設置する事業所）は、排水に関する厳しい規制に従う必要があります。排水には、酸性・アルカリ性物質、重金属、油脂など、下水道管や処理場を損傷させる物質が含まれていないか注意が必要です。

下水道法と釜石市下水道条例では、排水基準が定められており、基準を超える排水は、汚水処理施設（除害施設）を設置するなどの対策が必要です。特定事業場は、特定施設の新設・変更・廃止など、様々な届出義務を負います。

また、有害物質や油脂の流出事故が発生した場合、直ちに応急措置を講じ、公共下水道管理者に報告する義務があります。水質測定義務や報告義務も課せられています。

排水基準を満たさない場合、加算下水道使用料が発生する可能性があります。 公害防止資金融資制度も活用できます。

特定施設に該当するかどうかは、水質汚濁防止法施行令別表第一及びダイオキシン類対策特別措置法別表第二に掲載されている施設一覧表を確認してください。

不明な点があれば、釜石市建設部下水道課下水道係までお問い合わせください。