救急現場の未来を変える！マイナ保険証活用実証事業がスタート

一宮市消防本部では、10月1日午前8時30分から、マイナ保険証を活用した救急実証事業を開始します。これは総務省消防庁と連携した取り組みで、11の救急隊が参加します。

目的は、マイナ保険証から傷病者の通院履歴や服薬情報などを確認することで、救急活動の迅速化と円滑化を図ることです。

これにより、会話が困難な場合や薬の服用状況が不明な場合でも、より適切な処置が可能になり、病院への情報伝達、病院選定、搬送中の応急処置、病院での治療準備などが円滑に進みます。

マイナ保険証を利用するには、マイナンバーカードの申請、健康保険証としての利用登録、そして医療機関受診時や薬局利用時にマイナンバーカードを使用する必要があります。 この実証事業が、救急医療の質向上に大きく貢献することが期待されます。