能代市災害救助法に基づく住宅応急修理制度：被災世帯への支援

令和7年9月2日からの大雨で住宅被害を受けた能代市の世帯を対象に、災害救助法に基づく住宅応急修理制度が準備されています。

この制度は、大規模半壊～準半壊の被害を受けた世帯で、自力での応急修理が困難な場合、居室、台所、トイレ、浴室などの日常生活に必要な部分の修理を市が業者に依頼し、費用を直接支払うものです。

対象となるのは、能代市に住所があり、り災証明書で被害認定を受けた世帯で、応急修理により避難所避難が不要となる見込みのある世帯です。修理範囲は屋根、ドア、配管・配線、衛生設備などですが、エアコンなどの家電は対象外です。

限度額は、大規模半壊～半壊で739,000円、準半壊で358,000円以内です。限度額を超える費用は自己負担となります。既に修理費用を支払済みの場合は利用できません。

申請には、申込書、資力に関する申出書、修理見積書、罹災証明書、被害状況の写真が必要です。様式や詳細は、準備完了後、能代市ホームページ等で公開されます。修理業者の方には、施工前後の写真提出が求められます。