食品アレルギー表示の最新情報：くるみ表示義務化など、重要な変更点まとめ

この記事は、食品表示法に基づくアレルギー表示に関する最新情報です。

令和5年3月9日、くるみが特定原材料に追加され、表示が義務化されました。経過措置期間は令和7年3月31日までです。事業者は、速やかに表示を行い、原材料と製造方法の再確認、必要に応じたアレルゲン検査を行う必要があります。

また、令和6年3月28日には、マカダミアナッツが特定原材料に準ずるものに追加され、まつたけは削除されました。カシューナッツは、症例数増加のため、可能な限り表示するよう推奨されています。

現在、表示が義務付けられている特定原材料は、えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生です。特定原材料に準ずるもの（表示推奨）には、アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、マカダミアナッツ、もも、やまいも、りんご、ゼラチンが含まれます。

飲食店などは、店頭表示用アレルギーチェック表（Excel、PDF）を活用できます。詳細は、消費者庁ホームページもご参照ください。