越前瓦の再興と発展：福井の伝統技術を紐解く秋季企画展

あわら市郷土歴史資料館では、令和7年10月4日（土）～12月7日（日）に秋季企画展「越前の瓦～その再興と発展～」を開催します。本展は、奈良時代から続く日本の瓦の歴史をたどり、特に越前瓦の再興と発展、そしてあわら市域での生産について詳しく紹介します。 安土桃山時代以降、城郭建築の需要拡大によって再び注目を集めた越前瓦は、寒さに強い越前赤瓦として知られ、その技術は日本海北部地域にも広まりました。

展示資料には、沢春日神社の鬼瓦や安土城跡出土の金箔瓦などが含まれます。 さらに、11月16日（日）には瓦づくり体験、11月30日（日）には「ふくい、あわらの赤瓦」と題した講演会も開催予定です。 入場料は一般300円、団体（10名以上）240円です。休館日は毎週月曜日と毎月第4木曜日（祝日の場合は翌日）。詳細は、あわら市郷土歴史資料館までお問い合わせください。