大分県内のAED設置状況は、県と市町村関係施設だけで1,476施設、1,835台（令和7年6月13日時点）と報告されています。詳細な設置場所情報は、Excelファイルで公開されていますが、最新情報ではない可能性があるため、各施設への問い合わせが推奨されています。より詳細な県内全域のAED設置情報は、一般財団法人日本救急医療財団の「財団全国AEDマップ」で確認できます。このマップは、スマートフォンアプリにも対応しており、現在地周辺のAEDを簡単に検索可能です。AED設置者には、このマップへの登録が呼びかけられています。

AEDの適切な管理（インジケーター確認、電極パッドとバッテリーの交換）も重要です。厚生労働省のホームページにも点検方法が掲載されています。 AEDは心臓の細動を止める機器で、音声指示に従って使用します。オートショックAEDの場合は、指示に従って傷病者から離れる必要があります。

一般市民もAEDを使用できる根拠は平成16年の厚生労働省通知に基づきます。迅速なAED使用による心肺蘇生は救命率向上に繋がるため、日本赤十字社大分県支部や県内各消防本部が開催する救命講習への参加が推奨されています。 各消防本部の連絡先は本文に記載されていますので、ご確認ください。 AEDの有効活用と救命率向上のため、設置状況の把握と救命講習の受講が重要です。