南海トラフ巨大地震：観音寺市の被害想定と防災対策への活用

2025年9月、香川県は南海トラフ地震（最大クラス、マグニチュード9程度）を想定した被害想定を公表しました。観音寺市はこれを基に、市内の被害想定をまとめた資料を作成し、防災対策への活用を呼びかけています。

この資料では、内閣府の南海トラフ地震被害想定（最大クラス）を元に、観音寺市における震度7・6強の分布拡大、液状化地域拡大、倒壊家屋・避難者増加といった被害状況を提示しています。特に、液状化による地盤沈下を考慮していないため、浸水時間が従来想定より大幅に増加している地域がある点が強調されています。

南海トラフ地震の発生頻度が低い地震（L2）と、発生頻度が高い地震（L1）、中央構造線断層帯及び長尾断層による被害想定については、香川県が公表した資料（外部リンク）を参照するよう促しています。 観音寺市独自の資料はPDFファイル（8.87MB）で公開されています。