島本町水無瀬家秘蔵！貴重な古文書と華麗な和歌の世界を覗く企画展

島本町では、水無瀬家に伝わる古文書の保存と活用のため、令和5年度から5年間の調査を実施しています。その成果を公開する企画展「水無瀬家の逸品－所蔵資料調査から－」が、令和7年10月22日から12月7日まで、町立歴史文化資料館で開催されます。

展示は3期に分かれ、各期異なる資料が展示されます。第1期は、水無瀬兼成（能書家として知られる）が書写した『長恨歌・琵琶引』と注釈書『長恨歌・琵琶行抄』を展示。第2期は、久邇宮多嘉王妃静子（旧姓水無瀬）と多嘉王の和歌懐紙や短冊など、華麗な書跡を展示。第3期は、貴族院議員だった水無瀬忠政に関する資料、貴族院議員名簿や帝国議会貴族院議事経過報告書などを展示します。

期間中は、水無瀬家所蔵資料を解説するギャラリートーク（令和7年11月23日午前11時～、午後2時～）も開催されます。水無瀬家の歴史や文化に触れる貴重な機会です。開館時間は午前9時30分から午後5時まで（最終入館は午後4時30分）。