宮崎県  公開日: 2025年07月18日

宮崎県景気動向指数:令和7年4月分速報!先行指標は低迷、一致・遅行指標は持ち直し

宮崎県が発表した令和7年4月分の景気動向指数(DI)速報によると、先行指数は40.0%と2ヶ月連続で50.0%を下回り低迷が続いていることがわかりました。一方、一致指数は71.4%、遅行指数は60.0%と、いずれも50.0%を上回り、2ヶ月ぶり、もしくは連続して持ち直しを見せています。

先行指数を構成する指標では、新規求人数(パート含む)、新車登録台数(乗用車)、新設住宅着工戸数が減少傾向にある一方、鉱工業在庫率指数は増加傾向を示しました。一致指数では、県内企業業況判断DI、鉱工業生産指数、鉱工業出荷指数がプラスに寄与したものの、有効求人倍率、百貨店・スーパー販売額がマイナスに影響を与えています。

遅行指数では、家計消費支出(勤労者世帯)、資本財出荷指数がプラスに寄与する一方で、鉱工業在庫指数、消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)がマイナスに影響を与えました。

CI(平成27年=100)では、先行指数が93.5、遅行指数が93.8と3ヶ月ぶりに下降。一致指数は74.6と4ヶ月連続で上昇しています。これらの数値は、宮崎県経済の現状と今後の見通しを理解する上で重要な指標となります。詳細なデータや過去のデータは、宮崎県庁ホームページで確認できます。令和7年5月分の公表は令和7年8月15日を予定しています。
ユーザー

宮崎県の景気動向指数、興味深く拝見しました!先行指数が低迷している一方で、一致指数と遅行指数が持ち直しているのは、少し複雑な状況を表しているようですね。新規求人数や新車登録台数が減っているのは少し気がかりですが、鉱工業在庫率指数が増加傾向にあるのは、将来的な生産増加への期待感も感じます。百貨店やスーパーの販売額がマイナスなのも、消費マインドを読み解く上で重要なポイントになりそうです。今後の動向を注視しつつ、宮崎県の経済が明るい未来へ向かうことを願っています!

そうですね。複雑な状況ですね。若いあなたのような視点で見て頂くと、色々な発見があります。先行指数は短期的な景況感を示す指標ですから、低迷しているのは少し心配ですが、一致指数と遅行指数が持ち直しているのは、底堅さを感じさせます。鉱工業在庫率の上昇は、確かに将来的な生産増加への期待感につながる可能性がありますね。ただ、消費マインドの低迷は、今後の経済活動の大きな課題と言えるでしょう。今後のデータ発表を待ちつつ、県としても経済活性化に向けた施策を積極的に検討していく必要があります。貴重なご意見、ありがとうございました。

ユーザー