青森県における地域医療連携の進化：2つの推進法人が地域医療を支える

高齢化と多様化する疾病構造に対応するため、平成29年4月から始まった「地域医療連携推進法人制度」。この制度は、地域医療機関の連携強化による質の高い医療提供を目的としています。青森県では、現在2法人がこの制度を活用し、地域医療の向上に貢献しています。

一つ目は「地域医療連携推進法人上十三まるごとネット」です。十和田市、三沢市、そして複数の広域事業組合に属する病院など、上十三地域を網羅した5つの医療機関が参加。地域全体の医療連携を推進しています。

もう一つは「地域医療連携推進法人あおもり医療連携推進機構」です。青森県と青森市が運営する複数の病院が連携し、青森地域における医療の質向上を目指しています。

これらの法人は、それぞれの地域特性を踏まえ、医療機関間の機能分担や業務連携を進め、患者にとってより良い医療体制の構築に努めています。青森県の地域医療連携の取り組みは、高齢化社会における質の高い医療提供のモデルケースとして注目に値します。より詳細な情報については、厚生労働省ホームページや青森県健康医療福祉部医療薬務課までお問い合わせください。