脱炭素社会実現へ！革新的技術開発プロジェクト3件が採択

神奈川県は、2050年脱炭素社会の実現に向け、企業連携による研究開発プロジェクトを募集し、3件を採択しました。

採択されたプロジェクトは、次世代太陽電池に関するもの2件と、超電導線を用いた高効率電磁機器に関するものの計3件です。

一つ目は、幅広い産業屋根に設置可能な高安全性次世代太陽電池の開発プロジェクトです。東京ガス株式会社と株式会社PXPが共同で取り組むこのプロジェクトは、軽量でフレキシブルな太陽電池の実現を目指します。

二つ目は、低温物流向け次世代太陽電池システムの開発及び実証プロジェクトです。東プレ株式会社と株式会社PXPによるこのプロジェクトは、次世代太陽電池技術を低温物流に応用し、実用化を目指します。

三つ目は、しなやかな超電導線を用いた高効率電磁機器の開発プロジェクトです。SOLIZE株式会社と日本超電導応用開発株式会社が共同で、エネルギー効率の高い電磁機器の開発を目指します。

県は、各プロジェクトに最大3,000万円の費用支援に加え、専門家の助言や知的財産に関する支援を提供し、実用化を促進します。 今回の採択は、9件の応募の中から選出されたもので、神奈川県の脱炭素化に向けた積極的な取り組みを示しています。 これらのプロジェクトの成功が、2050年脱炭素社会の実現に大きく貢献することが期待されます。