神奈川県 相模原市  公開日: 2025年09月16日

国民年金保険料の納付が困難な方へ!猶予制度を分かりやすく解説

国民年金保険料の納付が困難な50歳未満の方を対象とした納付猶予制度についてご説明します。令和17年6月まで(時限措置)の制度で、マイナポータルでの電子申請も可能です。

対象者は、前年の所得が基準以下で、失業・倒産・天災などによる経済的困難、または生活保護(生活扶助以外)受給者、地方税法で定める障害者・寡婦・ひとり親の方です。

申請は保険料納付期限から2年以内、50歳未満の方は50歳到達月の前々月までです。 必要な書類は、個人番号(マイナンバー)、身元確認書類、基礎年金番号がわかるもの、国民年金保険料免除・納付猶予申請書です。失業などの場合は、雇用保険関連書類の添付が必要です。代理申請の場合は委任状が必要です。申請書は日本年金機構ホームページからダウンロードできます。

承認されると、老齢基礎年金の受給資格期間(10年以上)に算入されますが、年金額には影響しません。猶予期間の保険料は10年前までさかのぼって納付可能です。原則毎年申請が必要ですが、「継続審査」を希望すれば翌年度以降の申請を省略できます。また、「全額免除」も併せて審査可能です。(失業等による特例承認者を除く)

詳しくは、国保年金課(年金班)までお問い合わせください。
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国民年金納付猶予制度について、詳細な情報ありがとうございます。マイナポータルでの電子申請も可能とのこと、現代的な対応で助かりますね。特に、50歳未満の年齢制限や、所得基準、そして申請期限といった具体的な条件が明確に示されている点が分かりやすく、安心できます。継続審査や全額免除の併用申請といった制度の柔軟性も、経済的に困難な状況にある若者にとって大きな支えになるのではないでしょうか。ただし、申請に必要な書類が複数あること、そして原則毎年申請が必要な点は、手続きの負担として考慮すべき点かもしれませんね。

そうですね、制度の利用を検討する際には、手続きの煩雑さなども含めて、総合的に判断する必要があると思います。ただ、この制度はまさに、若い世代の経済的な困難を少しでも軽減するための社会保障制度ですから、制度の利用をためらわず、必要な方は積極的に活用していただきたいですね。もし申請手続きで何か困ったことがあれば、国保年金課に相談したり、必要であれば私もできる限りのサポートをさせていただきますので、遠慮なく声をかけてください。若い世代が安心して将来を設計できるよう、私たちもできることをしていきたいと思っています。

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