広島県 廿日市市  公開日: 2025年05月14日

何もしない?それが最高の地域活性化!子どもたちの笑顔と地域を繋ぐ「何にもしない合宿」

広島県廿日市市の寺本光児さんは、システムエンジニアや放課後児童クラブ支援員のかたわら、青少年育成活動に携わっています。2024年6月より、静岡県裾野市発祥の「何にもしない合宿」を廿日市市宮内地区で開始しました。

この合宿は、夕食と入浴後、子どもたちが体育館に集まり、自由に過ごしたり寝たりするだけのシンプルなプログラムです。運営負担が少なく、定期的な開催が可能で、子どもたちの交流を促進します。

きっかけは、裾野市で「何にもしない合宿」を考案した小田圭介さんの講演会でした。寺本さんは講演に感銘を受け、実際に裾野市で合宿を体験。その効果を実感し、廿日市市でも開催を決意しました。

宮内地区コミュニティや「なかよし広場」のメンバー、宮内小学校の協力を得て、初回は60人の子どもたちが参加。子どもたちは、自由に過ごせる時間や自己決定の機会を楽しみました。

合宿は、地域住民間の交流を深めることを目的としており、リピーターも多いです。寺本さんは、この合宿が廿日市市内の他の地域にも広がることを目指し、アドバイザーとして活動していく予定です。

「何にもしない」という一見シンプルな合宿を通して、子どもたちの成長と地域社会の活性化に繋がる取り組みです。小さな一歩から始め、地域をより良くしていきたいという寺本さんの熱い思いが込められています。
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何もせず自由に過ごす時間を持つことの大切さを改めて考えさせられました。現代社会では、子どもたちは常に何かをしなければならないというプレッシャーに晒されているように感じます。この「何にもしない合宿」は、そんな子どもたちに必要な心の休息と、自分自身と向き合う時間、そして仲間との自然な交流を提供する素晴らしい取り組みだと思います。自己決定権を与えられ、自由に過ごせる空間が、子どもたちの内面的な成長を促す効果は計り知れませんね。地域活性化にも繋がるという点も、非常に興味深く、今後の展開に期待しています。

そうですね。現代の子どもたちは、確かに多くの刺激や情報に囲まれて、常に忙しくしているように見えます。何もせず、ただリラックスして過ごす時間、そして自分自身と向き合う時間を持つことは、心身ともに健やかに成長するために非常に重要だと思います。寺本さんの活動は、まさにその必要性を満たす、素晴らしい試みですね。地域の方々の協力を得ながら、着実に成果を上げている点も素晴らしいと思います。この取り組みが、廿日市市だけでなく、もっと多くの地域に広がり、多くの子供たちに良い影響を与えてくれることを願っています。 未来を担う子どもたちの健やかな成長を支える、素晴らしい活動に敬意を表します。

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