食品ロス削減！栄養士が教える賢い食品保存術

東広島地域活動栄養士会の中橋陽子さんが、食品ロス削減のための食品保存方法を紹介しています。トマトは、涼しい時期は常温、それ以外の時期は冷蔵保存が可能です。冷凍すると甘みが増します。茶葉は、少量なら常温、長期保存なら冷凍がおすすめ。冷凍する際は、室温で解凍してから開封しましょう。ご飯は冷蔵だとパサつくため、冷凍保存が適しています。

パンは、食パンやロールパンは2～3日以内に食べ切るなら常温、それ以外は冷凍保存しましょう。惣菜パンや菓子パンは、包装表示を確認してください。魚は、生魚は冷蔵で2日間、冷凍で2週間保存できます。切り身や刺身は、冷蔵で2～3日、冷凍で2週間保存可能ですが、解凍後の刺身の再冷凍はできません。

肉類は、冷蔵はチルド室で、冷凍は1回分ずつ薄く平らにして保存しましょう。ひき肉は、冷凍保存する際は、空気を抜いて保存袋の中央に筋を入れると便利。鶏肉は特に傷みやすいので、すぐに使わない場合は冷凍保存がおすすめです。野菜では、ほうれん草は立てて保存、長ネギは白い部分と青い部分を分けて保存しましょう。かぼちゃは水分を拭き取って保存し、じゃがいもは冷凍に向いていませんが、マッシュポテトにしてから冷凍可能です。なすは低温と乾燥に弱いため、冷蔵保存が適しています。カレーは冷蔵で2～3日、冷凍で1ヶ月保存可能です。じゃがいもは冷凍すると食感が悪くなるため、マッシュポテトにしてから冷凍しましょう。ひじきは煮物にして冷凍保存できます。


記事には、各食品の保存方法、保存期間、解凍方法などが詳細に記載されています。冷蔵庫・冷凍庫の定期点検も推奨されています。